04 商品選定から見積・受注までつなげる|商談の続きをWebで
2026.09.24
3Dシミュレータを商談で使うだけでなく、そこで作ったシミュレーションを、その後の検討や受注につなげることができます。
商談で決まらなかった内容を持ち帰って検討する。
変更した内容を営業担当と共有する。
次回の商談で前回の続きを確認する。
内容が決まったら、見積や受注につなげる。
さらに、どのような検討を経てその内容になったのかを記録しておけば、受注後も商談時の情報を確認できます。
シミュレーションを商談の一時的なツールではなく、検討から受注までの情報として利用することができます。
商談の内容を持ち帰って検討する
商品選びをその場ですべて決める必要はありません。
商談で作成したシミュレーションを保存しておけば、お客様が自宅に持ち帰って検討できます。
家族と相談したり、他の商品と比較したり、色や仕様を変更したりしながら、納得できる内容を検討できます。
営業担当がその場で答えを出してもらうのではなく、お客様自身が検討する時間をつくることができます。
お客様と営業担当で同じ内容を確認する
お客様が持ち帰ったシミュレーションを後から変更した場合、その内容を営業担当が確認できる仕組みにすることもできます。
例えば、
「前回のプランからこの商品を変更した」
「この色に変更した」
「こちらの商品を追加した」
といった変更内容を確認し、それを次の商談につなげます。
お客様が頭の中で考えている内容を、3Dシミュレーションとして共有できるため、言葉だけで説明するよりも具体的に確認できます。

前回の続きから商談する
次回の商談では、前回作ったシミュレーションを呼び出します。
ゼロから商品を選び直すのではなく、前回の内容をベースに変更や追加を行います。
例えば、
- 前回の商談キッチン、色と仕様を決める。
↓ - 持ち帰って検討家族で確認し、色を変更する。
↓ - 次回の商談変更された内容を確認し、別の商品を追加する。
↓ - 最終確認商品構成と金額を確認する。
このように、ひとつのシミュレーションを商談の進行に合わせて更新していくことができます。
「なぜこの内容になったのか」も残す
受注時に重要なのは、最終的な商品構成だけではありません。
なぜこの商品を選んだのか。
途中でどの商品から変更したのか。
どの仕様を検討したのか。
どの内容を確認して決定したのか。
そうした商談の経緯も、顧客情報や案件情報、シミュレーションの履歴と合わせて残すことができます。
最終的なシミュレーションだけを見るのではなく、そこに至るまでの検討内容も確認できるようにしておく。
これにより、担当者が変わった場合でも、それまでの商談内容を把握しやすくなります。
認識の齟齬を減らす
商品の組み合わせや仕様が複雑になるほど、「言った・言わない」だけでなく、そもそも双方が違う内容をイメージしていたということが起こり得ます。
3Dシミュレーションを使って、お客様と営業担当が同じ画面を見ながら確認し、その内容を保存しておけば、受注時に何を確認したのかを残すことができます。
「この内容でお願いします」という最終確認も、商品構成や仕様、金額などと合わせて記録できます。
商談の内容をデータとして残すことで、お客様と企業側の認識を合わせやすくする。
それは受注後のトラブル防止にもつながります。
もちろん、システムに記録した内容だけですべてのトラブルを防げるわけではありません。
それでも、商談時のシミュレーションや確認内容が残っていることで、後から双方が同じ情報を確認できる環境をつくることができます。
決まった内容を次の業務につなげる
シミュレーションで内容が決まったら、それで終わりではありません。
確定した商品や仕様などの情報を、見積、受注、商品管理など、その後の業務につなげることができます。
例えば、シミュレーションで選択した商品情報を利用して見積を作成する。
さらに、その情報を別のシステムへ渡して、受注や商品手配につなげる。
どこまで連携するかは、現在の業務や既存システムに合わせて設計できます。
一つのシミュレーションを、次の業務でも使う
3Dシミュレーションで作ったデータを、その商談だけで終わらせる必要はありません。
例えば住宅設備なら、キッチン単体のシミュレーションから始めた内容を、住宅全体のプランニングに利用することも考えられます。
- 商品を選ぶ。
↓ - 商談する。
↓ - 内容を確定する。
↓ - 見積を作る。
↓ - 別のシステムやプランニングに利用する。

このように、一度作った情報を次の業務でも利用することで、同じ内容を何度も入力し直す手間を減らせます。
商談を「その場限り」にしない
3Dシミュレータを商談で使うだけなら、商談が終われば役割も終わります。
保存し、共有し、履歴を残し、次回の商談や見積、受注につなげる仕組みにすれば、シミュレーションは商談の途中経過として残ります。
そして、受注後に確認したいことがあった場合にも、「最終的に何を注文したか」だけでなく、「なぜその内容になったのか」まで確認できる。
商談で作る。
持ち帰って検討する。
次回の商談で続きを確認する。
内容を確定する。
商談の経緯を残す。
その情報を受注や、その後の業務につなげる。
Web3Dをこの流れの中に組み込むことで、3Dシミュレータを「商品を見せるためのツール」から、検討から受注、その後の確認までを支える仕組みへ広げることができます。
次は、こうして蓄積されたシミュレーションや商談のデータを、企業の業務にどう活用できるのかを紹介します。